まるで映画やドラマ!|真似したくなる内装リフォームのデザイン

2023.03.14

姫路市で内装リフォーム・リノベーションを承っております、SSホームの山根 豪人です。
ここ最近、動画配信サービスで何気なく映画やドラマを見ていると、職業柄ストーリーや役者さんよりもお部屋のセットを注視していることが多くなりました。
このようなセットは一流の美術さんが仕上げているので、登場人物の性格や生活スタイルを反映しつつも、視聴者には見ていて「おしゃれ」「かっこいい」といった印象を抱かせます。いわば優れた内装の宝庫!

皆さまも一度や二度は映画やドラマを見ていて、「ああ、こんな部屋に住みたい」と思ったことはないでしょうか。

今回は内装リフォームをお考えの方に、思わず真似したくなる内装デザインと参考になる映画やドラマについてご紹介したいと思います。
視聴して楽しみながら、内装のヒントを得てみてはいかがでしょうか。

■各スタイルと参考になる映画・ドラマ

おしゃれな部屋にしたいと思っても、あれもこれもと欲張ってはまとまりが生まれなくなってしまいます。
内装を考えるときは、まず部屋のスタイルを決めましょう。
以下に紹介するのは、他のサイトでもよく取り上げられるスタイルの一例です。

・ブルックリンスタイル

アメリカのブルックリンで生まれたスタイル。
レンガやコンクリートといった建物の下地、配管・配線などがむき出しになっており、無骨な見た目をしています。
もちろん、わざわざコンクリートむき出しにしなくても、そのように見える塗料や壁紙を使うことで、スタイルを反映させることは可能です。

このスタイルのお部屋が登場するのが映画『花束みたいな恋をした』。
主人公の二人が同棲を始める部屋です。
コンクリートむき出しの壁にくすんだブルーの塗料が塗られており、本棚やフローリングは明るめでぬくもりのある木材を使用したものが配置されています。
インテリアには金属フレームのあるものを使い、無骨さのあるブルックリンスタイルを表現しています。

参考元:土井裕泰監督『花束みたいな恋をした』2021年, 発売元:TBSスパークル/販売元:TCエンタテインメント(DVD)

・北欧スタイル

厳しい冬を家族と長くお家で過ごす北欧。
北欧のお家は明るい色を取り入れ、ナチュラルでシンプルな家具で構成されているのが特徴です。
北欧インテリアで有名なIKEAの製品が比較的手に届きやすいため、初めての方でも挑戦しやすいでしょう。

参考になるのは、映画『劇場版 きのう何食べた?』。
主人公の二人がおいしい料理に舌鼓を打つリビングルームです。
白い壁に明るい色のフローリング、家具はナチュラル感ある木製家具でそろえられています。
ガラスがはめ込まれた木製ドアは淡いブルー、キッチン棚の扉には明るいブルー、ランプシェードにはグリーンが使用されており、ほどよく彩度のある色が部屋の印象を引き締めています。

参考元:中江和仁監督『劇場版 きのう何食べた?』2022年,発売元:テレビ東京/販売元:東宝(DVD)

・ナチュラルモダンスタイル

直線的で現代的なデザインと、自然素材のナチュラルさを掛け合わせたスタイル。
北欧スタイルとやや似ていますが、北欧スタイルは曲線が多く、アクセントカラーを取り入れているのに対し、ナチュラルモダンはベージュやブラウンといった色でまとめられているのが特徴です。

参考になるのは、ドラマ『岸辺露伴は動かない』。
ときに事件の舞台になる主人公の書斎です。
直線的な木製インテリアが多く、横に長い窓にはブラインドがかかっており、重厚さがありながらもスタイリッシュなモダンさがあります。
床に敷かれているペルシャ絨毯と思われる敷物は、色味が抑えられているため、しっかりと室内のスタイルに溶け込んでいます。露伴先生は趣味がいいですね。

参考元:『岸辺露伴は動かない』NHK,2020-12-28,29,30

・BOHOスタイル

BOHOとは、ボヘミアンの民族調デザインと、ニューヨークのソーホー地区に集まる都会的で最先端なデザインを掛け合わせたスタイルです。
自由奔放さのあるインテリアと自然素材、都会のヴィンテージ感が特徴で、どちらかというと家具などのインテリアで味を出すスタイルと言えるでしょう。

参考になるのはドラマ『silent』。
重要なシーンの多い、懐かしいようで新しいリビングです。
ヘリンボーンのフローリングにヴィンテージ感のあるラグが敷かれ、個性的なペンダントライトが天井から降りています。
ダイニングとリビングの間に壁がなく、開放感のある間取りと言えるでしょう。都会的な間取りでありながら、取り揃えられたインテリアには全体的に温かみがあります。

参考元:『silent』フジテレビ,2022-10-6 ~ 2022-12-22

■カラーの割合

スタイルを決めたら、次は色の組合せを考えてみましょう。
バランスの取れる配色としてあげられるのが、ベースカラー70%、アソートカラー25%、アクセントカラー5%の比率です。

・ベースカラーとは

床・壁・天井など、室内で大部分の面積を占める色はベースカラーにあたります。
壁・天井は白やそれに準ずる色が多く、床のフローリングなどは色調が白寄りからダークブラウンまで豊富です。

・アソートカラーとは

ドアなどの建具や大型家具などの、インテリアの主役になる色です。
ベースカラーに合わせた色にするとまとまりが生まれ、彩度の高い色にすればメリハリが出やすいでしょう。

・アクセントカラーとは

クッションカバーなどの小物で、アクセントを添える色です。
彩度のある色の小物を取りそろえて、室内に個性をつくります。多くの色を使ってしまうと雑然としてしまうため、ある程度色を縛ったり、同系色や類似色でそろえるほうがいいでしょう。

■照明の選び方

照明ひとつとっても、電気をつければ印象は千差万別。
次に、どのような照明にしたいか決めましょう。

・色 味

照明には色があります。
青白い昼光色からオレンジがかった電球色まで幅広く、昼と夜では室内の印象も大きく変わるでしょう。
モダンな内装であれば、昼光色の照明だと無機質感が際立ちますし、電球色はナチュラルな素材をさらに温かく見せてくれます。

・明るさ

照明は部屋の広さに応じて、適切なものを選ぶといいでしょう。
年を取ると明るさが必要になるので、居住者のライフスタイルと照らし合わせるといいかもしれません。

・形 状

照明器具にはさまざまな形状があります。
シェードつきは下方向を明るくしますが、天井には光が届きません。もし部屋全体を明るくしたい場合はシーリングライトやシェードの影響を受けない照明器具が適しているでしょう。

■姫路市の内装リフォームはSSホームまで!

SSホームは姫路市にて内装リフォーム・リノベーション、水回りリフォーム・リノベーションを行っております。
17年に渡って内装仕上げに従事し、戸建て・マンション・オフィス・飲食店など、さまざまな建物を担当してきましたので、お客様のご要望にも柔軟に対応。
「こんなふうにしたいのだけど」とあまり方向性が決まっていない状態でも、ご満足いただけるようご提案をいたします。
内装リフォームについてご検討中でしたら、お気兼ねなくご相談くださいませ。

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■まとめ

内装デザインにはさまざまなものがありますが、決める際は多くの内装デザインを吟味するといいでしょう。
また、デザインの良さと住み心地については必ずしも比例するとは限らず、なかにはデザインを優先しすぎて快適とは程遠い、なんてことも。
いいところばかりに注目せず、悪い部分も調べるようにしてみましょう。現実的な視点が不可欠です。

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